おもちゃは手作りにかぎる。不器用パパはこれを読め!

デンライナー 育児の玉手箱
当時、息子が大好きだった仮面ライダー電王の乗り物
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初めてのお子さんに、どんなおもちゃを与えようか悩む親ごさんも多いでしょう。
 
どうせなら、知育おもちゃがよさそう・・・いやいや、ナチュラルな木のおもちゃが情操教育にいいんじゃないか・・・いろんな情報があって、迷いますね。

 少し大きくなって電車やキャラクターもの、特撮ヒーローのおもちゃをねだられるようになると・・・これが意外と高い!

 しかもせっかく買っても、すぐ飽きてしまったり・・・実はテレビゲームソフトの方が安いし長持ちするから、いっそゲームにしようかな・・・と思っているお父さん!

 ちょっとまってください。

子どもにとって一番いいのは、なんといっても、手作りのおもちゃなのです。

なぜ、おもちゃは手作りがよいのか? 3つの理由

そうはいっても工作は苦手だというお父さん、お母さんも多いでしょう。

 でも、だいじょうぶです。どんなに不器用な人でも、子どもの為に一生懸命作っている姿が子どもには、うれしいのです。

 それでは、手作りおもちゃがよい理由を3つあげてみましょう。

親の気持ちがこもったおもちゃは世界に一つ

 例えば、幼い子どもに「シンカンセンをかいて!」とおねだりされたとしましょう。
あなたは、チラシの裏にクレヨンで、うろ覚えの新幹線をかきます。絵心がないと自覚していて、おかしな新幹線になってしまいました。

 それなのに、なんと!こどもは目をキラキラ輝かせて
「パパって、すっごいね・・・!!」

といってくれるのです。

これは親にとっても、至福の瞬間です。

(特に思いだせる限り、自分の作品をほめられたことがない人にとっては・・・)

実際、幼児からすれば、紙に形をかけるだけでも、奇跡のワザなのです。

 ましてや、何もないところから魔法のようにおもちゃを生み出してくれるとしたら・・・もう、これは尊敬の一言に尽きます。


そして心から尊敬できる親を持つ子どもは幸せです。
親に余計な気を使わず、安心して成長できるからです。

そして、その尊敬心は実は、こんな簡単なことで手に入るのですから、これはやらない手はないでしょう?

通常、どんなに不器用な人でも、ハサミとセロハンテープは使えると思います。


それで、十分です。凝った材料や職人なみの器用さはいりません。

どんなに下手な出来でも、子どもとっては、自分の為にお父さん、お母さんがつくってくれた世界でたった一つのオーダーメイドの宝物なのです。

とにかく安い

 おもちゃの中には、長い間手放せない、お気に入りのお人形などもありますが、ふつう、子どもは飽きが早いものです。

 プラレール、トミカ、戦隊ものの合体ロボ・・・欲しがるものをすべて買っていたら、とても財布がもちません。置き場にも困ります。

 しかし、工作でつくったものなら飽きる頃には老朽化し、壊れていたりして自然にゴミになり、消えていきます。
『作品』として取っておきたいものは別ですが、多くのおもちゃは遊びに付随する消耗品と考えていいでしょう。

 それなら、安い材料で気軽に作りましょう。これなら、捨ててもそれほど惜しくはありません(我が家は親自身が捨てられず、大量の手作りおもちゃが押し入れに眠っていますが・・・)

親自身の創造性も成長する

 親も大人になれば、工作をする機会は殆ど無いのではないでしょうか。

 しかし、集中して、指を動かして何かを作るということは、すごく楽しい時間であり、また癒しの機会になるのです。まさに時を忘れる体験。

 特に子供のころから図工が苦手で、モノづくりから遠ざかっている人にとっては、またとないチャンス。新たな自分を発見できるかもしれません。

 子どもの為と始めてみたら、実は自分の心の中の創造性やインナーチャイルドも育てることになるのです。

 そして、それは”童心”とよばれるものを、呼び覚まします。子どもは童心のある大人を本能的に察知し、好きになります。

 保育園で子どもが懐く大人と、懐かない大人を観察してみてください。懐かれる大人は、どこか童心を残している人が多いはずです。

 さあ、わが子ともっと仲良くなるために、一緒におもちゃを作りましょう。

大切なのは一緒に作り、一緒に遊ぶこと

 そして、作った後に一緒に遊ぶまでがおもちゃ作り。幼い時期は一生に一度、それもごく短期間しかありません。
ふだんは保育園に預けているとしても、一緒にいられる時間だけは、子どもが一番必要としている栄養:ビタミン愛をたっぷり注いでください。

 子どもはごっこ遊びが大好きです。
おもちゃづくりで童心を取り戻したあなたなら、魔法使いでもゴジラでも、お姫様でもなんなくなりきることができるでしょう。
たっぷりと空想とファンタジーの世界に遊んで、子どもと楽しいひと時を過ごしましょう。

不器用さんでも作れるおもちゃ作り3選

 私自身は男の子しか育てたことがないので、男の子向けのおもちゃがほとんどなのですが、女の子なら有名なヴァルドルフ人形があります。

 しかし、これは裁縫の技術がいるので、得意なお母さんに任せたいところです。(私も挑戦しましたが無理でした。もちろん得意なパパは挑戦してください。)

 ここでは、もっと簡単な本当に「工作は小学生以来」と言う人向きの工作を少しだけ紹介します。
男の子向けですが、女の子にも応用できると思います。

牛乳パックで電車づくり

 子ども時代、NHKの幼児工作番組「できるかな」は私の原点ともいっていい大好きな番組でした。
身近なものを使って何でも作り出すのっぽさんはまさに錬金術師、憧れの的でした。そんなのっぽさんがよく使っていたのは、牛乳パックです。

 実際、牛乳パックは手軽に入手できる材料でとても優秀です。
防水加工もしてあり、きちんと組み合わせれば潜水艦や船なども作れます。お風呂で浮かせたら大喜びですよ。

 まずは、パックをハサミで切り開いて、セロハンテープで止めて、マジックで窓や扉をかけば電車の出来上がり。

一番簡単な工作。この程度のクオリティでよい。

すこし切れ込みをいれたり、傾斜をつければ新幹線になります。色をつけたかったらクレヨンやサインペンで塗るか、折り紙を張り付けてもいいでしょう。

 ここで、気を付けて欲しいのは大切なのはクオリティではない、と言うことです。


 大人はよく「これじゃあ、リアリティにかける」と思ってしまい、市販のプラスチックのおもちゃにかなわないから、買った方がいいや、と勘違いします。

しかし、実は子どもにとっては、そこはあまり気にならないのです。

大人から見て、・・・ん?と思える完成度でも、子どもにとっては十分なのです。この感覚のズレには、気を付けてくださいね。

工作用紙、紙粘土、牛乳パックでできた乗り物

 さらに、段ボール、空き箱を加えれば、かなり大きなおもちゃも作れます。

自信がない人は、幼児雑誌の付録の紙工作から作りはじめ、徐々にオリジナルに入っていくのもいいかと思います。

 シュタイナーの幼児教育ではなるべく天然素材が推奨されますが、一般人としては、適度に市販品と組み合わせ、足りないものを手作りで補うくらいの感覚でよいと思います。

 私が息子と工作を作っている時も、最初は電車やミニカーをお店で買って、その線路や建物を自作で作ることから始め、次第に自分でどんどんアイディアをふくらませて、何でも作るようになりました。
写真があまり残っていないのですが、息子と作った工作を載せますね。

これを作って欲しいと頼まれて・・・
こんなものを一緒に作りました

お山の積み木(中級者向け)

 これは、シュタイナーの幼児教育でよく使われる『お山の積み木』です。お店で売ってもいますが自分でも作れます。普通の積み木と違うのは、自然の太い枝を切っただけなので、皮がついてたり、木目が残っていたりします。

 立方体や球などの幾何学形態ではありません。それゆえに、こどもは創造力をふくらませ、自由な遊び方を自分で工夫するのです。

『教育とは、教えすぎないのがコツ』とは私の恩師の言葉。

 作り方は(少し根気はいりますが、)簡単です。近くに雑木林があれば、そこに、ない人はホームセンターで自然木を買ってきて、のこぎりで小さく切りましょう。

 棘や角があったら、小刀ややすりで削り、あとは紙やすりでひたすら削り込んでいきます。
目が粗いものから、徐々に細かいものにしていき、表面がツルツルになるまでこすります。
時間はかかりますが、この作業自体とても癒される芸術体験となります。DIYの得意なお父さんなら、おすすめです。

 できたら、オイルをぬりましょう。子どもが舐めても安心な亜麻仁油や蜜蝋ワックスなどがおすすめです。

ビー玉滑り台&迷路

 これも紙工作の応用編です。
ビー玉で遊べる年齢になってからのおもちゃです。(飲み込みに注意!!)

 マス目のついた工作用紙を切って、折ってコの字がたの通路をつくります。それを空き箱などで立体的に組み合わせて、順番に下までおちていく滑り台をつくるのです。

トライ&エラーを繰り返し、下までいくようにしましょう。

 トンネルや落とし穴、風車などの仕掛けを作るのも、いいでしょう。
音がでる仕掛けを作ってもいいでしょう。ピタゴラスイッチの簡易版です。

 これを平面の上で迷路のようにつくれば、また違うゲームができます。

ビー玉迷路 最後はジャンプ台でゴール

 板を傾けて、うまくゴールまでビー玉を運ぶゲームは小学校高学年、いや大人まで楽しめる手作りゲームとなるでしょう。
自分で作ったゲームは、大人が作ったゲームとは段違いに、面白いですよ。

まとめ

 いかがでしょうか。

 どんなに不器用な人でも、何個か作っているうちにどんどん工作はうまくなります。しかも、かわいい子どもは毎回、手放しで絶賛し、尊敬と憧れの眼で見てくれますから、モチベーションはどんどん上がります。

 作ったおもちゃはすぐに壊れるかもしれませんし、子どもの記憶には残らないかもしれません。

 しかし、それは魂の栄養として、子どもの愛情や優しさ、創造性を育ててくれるはずです。

それは、もうすぐ二十歳になる息子を見ていて、実感します。

 さあ、今度のお休みは、子どもと一緒におもちゃづくりを始めましょう!

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