小さな子にクレヨンを渡すと、夢中になってお絵かきをしますね。
もちろん自由にかくのもよいのですが、今日は親子で一緒に楽しくお絵かきできるやりかたを一つ、紹介します。
みつろうクレヨンがお薦め

シュタイナー学校でよく使われるシュトックマー社のみつろうクレヨンは、清潔で安全性が高い(食べても大丈夫)上に、発色もきれいで透明感があるので、お子さんが触る初めての画材としても、おすすめです。
ブロックタイプと普通の棒タイプがありますが、ブロックだと幅広い面積が塗れて便利です。


今日はイギリスのシュタイナー幼稚園の先生に教わった「小さな子供向けのお絵かきの方法」を紹介します。
輪郭ではなくカタマリで描こう
このクレヨンを使って、いろんな動物や植物を描いていくのですが、ポイントは輪郭で形を囲んでから、中を塗りつぶすのではなく、かたまりとして形を作っていくこと。
輪郭からかいていくと、どうしても一度で形がとれず、バランスが悪くなってしまいますが、かたまりなら徐々に小さい丸から広げていけるので、とてもやりやすいです。
ちょっとバランスがわるいな、と思えば一回り大きくして、ふとった動物にすればいいのです。
あたま、どうたい、足をのばして、しっぽ、そんなふうにバリエーションをつけていけば、ほとんどの動物がかけてしまいます。
それでは、一つずつ、具体的に描いてみましょう。
今日はうさぎさんから。
うさぎ



描きながら「うさぎさんは、耳がながいんだよー」とお話ししながらかいてもいいですね。

このくらいの、おおざっぱな形でも十分ウサギさんになります。これ以上リアルに細かく描く必要はありません。
こどもたちは、これで大喜びですよ。
思ったより長くなりそうなので続きは次回にします。
お楽しみに!

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