こすり絵の描き方(1)二色の出会い

おうちでアート
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それでは、こすり絵の描き方を紹介します。五分くらいでできるので、一緒に描いてみましょう!

概要

こすり絵とは、コットンを使ってパステルを画用紙にこすり付けて絵を描く技法です。

出来上がりは、にじみ絵に似ているところもありますが、パステル独特の効果も出すことができ、非常に美しく仕上がり、上級者になれば非常に細かい絵も描けます。

水彩を使う、にじみ絵と違って、準備や乾燥などの手間が簡単なこと、手順通りに進めれば殆どの人が最初から上手く仕上がるので、絵に苦手意識を持つ人や幼児、障害を持つ子どもや、高齢者など幅広く対応できる優れた技法です。

湖の風景

対象

障害がある子どもから大人まで、誰にでも向いてます。

ただし、全く手が動かない人の場合は補助が必要です。

発達障害や知的障害などで、せっかちになり易い、力のコントロールが苦手な人に特に向いています。

力の弱すぎる人はにじみ絵の方がいいでしょう。

用意する画材

・厚めの画用紙(初めははがきサイズのパステル用画用紙がおすすめです)

表面がツルツルしている物は向きません。

・パステル

ファーバーカステル社のパステルを使います。

最初は6色、揃えてください。

・綿 コットン 100円ショップで買えます

・小皿

・紙やすり(目の細かいもの)

・マスキングテープ

・フィクサチーフ

※これ以降は、今回は使いませんがいずれ必要になります。

・練り消しゴム

・綿棒

・厚紙(いずれ、水平線を描くのに使います)

準備

絵ハガキサイズの紙を平らな台、あるいは下敷きにおいて、四辺をマスキングテープで貼ります。

手順 「二色の出会い」

今回は、一番簡単な『二色の出会い』を説明します。

この課題は失敗しようがないので入門者に向いているのですが、描いているうちに心が落ち着き、無心になり、まるで瞑想のような効果もあり、毎日行ってもよいほど奥が深いものです。最も簡単なヒーリングアートと言えるかもしれません。

6色の中から、好きな2色を選びます。

同系色(近い色、赤とオレンジなど)でも、補色(色相で逆に近い色、青とオレンジなど)でも構いません。その日の気分で決めてください。

コットンを持ちやすい大きさにちぎり、パステルにこすり付けます。色によっては固くてコットンにのりにくいものがあるので、その時は紙やすりで粉にして、小皿に集めたものを使います。

紙にコットンをこすり付けていきます。かなり力を入れても大丈夫です。

にじみ絵と同じく、いきなり前面に均一に塗らず、変化を楽しみながら描いていきましょう。

ある程度、色が乗ったら、別のコットンを使って二色目も同じようにします。他の色と出会い、混ぜ合わせるときにコットンが汚れすぎたら新しいものに変えましょう。

ひたすらこすっていきます。色の変化や、混色をよく感じながら、自分がきれいだと思う色を作っていって下さい。

この作業をしながら、目で見て感じていくことが、あなたの色のセンス、色彩感覚をどんどん伸ばしていきます。

早ければ5分ほどで完成するはずです。早く描くことが目的ではありませんので、自分で満足するまで描いてみましょう。

ここで完成、という潮時を見つけることも、絵の力の一つです。

ゆっくりと四辺にはったマスキングテープを剥がしていきます。必要なら右下にサインをいれましょう。

ゆっくりと剥がしていかないと、表面が破れて一緒に剥がれてしまいます。子どもに教えるときは、「できるだけゆっくり、優しく剥がしましょう」と指導してください。外側に力をいれると失敗しにくいです。

上手く剥がれたら、フィクサチーフをかけて、乾燥させましょう。裏に日付をいれて、額に入れて飾るとよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は抽象的な絵となりましたが、花や風景など、具象画も簡単に描けるので、また順次紹介していきたいと思います。

また、この技法は、埼玉県にあるアトリエ・ルピナスで教室が開かれており、直接習うことができます。もっと詳しく知りたい方は、アクセスしてみてください。

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